審判委員会より当協会の審判員である千原 翔太氏を「第51回全国中学校バスケットボール大会」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
第51回全国中学校バスケットボール大会
開催地
群馬県高崎市 (高崎アリーナ・ALSOKぐんま総合スポーツセンター)
開催期日
令和3年8月18日(水)〜21日(土)
担当ゲーム(男子予選リーグCパート)
東北学院中学校(東北ブロック1位) VS 出雲市立第二中学校(中国ブロック2位)
相手審判
CC:豊島浩章(東京都)/U1:堀川和宏(福井県)/U2:千原翔太(大分県)
ミーティング内容
- テクニカルファール後のポゼションやタイマー管理、速攻時のファールの情報共有など連携をスムーズに取ることができた。
- センターからの判定が安定すると更に、安定したクルーワークになっていたのではないか。
- クルーとしての判定の一貫性は、素早く共有して指ししめしていかなくてはならない。
担当ゲーム(男子予選リーグGパート)
尼崎市立立花中学校(近畿ブロック2位) VS 春日部市立豊野中学校(関東ブロック2位)
相手審判
CC:橋本恵一(島根県)/U1:堀川和宏(福井県)/U2:千原翔太(大分県)
ミーティング内容
- 前半はお互いにリーガルにアグレッシブにバスケットをする中で、笛を鳴らさない時間帯が長くあった。その時に判定を求め、ミッドレーンから外れたボールを中心にリードのポジションを決めてしまった。バックペダルや移動に緩急をつけ、対応できると良かった。
- セカンダリーの笛がならせないケースがあり、プライマリーの意識だけでなく、セカンダリーなどの意識を高く持たないといけない。
担当ゲーム(女子決勝トーナメント1回戦)
百合学院中学校(近畿ブロック3位) VS 弥富市立弥富北中学校(東海ブロック3位)
相手審判
CC:穂川苑子(群馬県)/U1:千原翔太(大分県)/U2:米丸尚志(宮崎県)
ミーティング内容
- トラベリングのケースの整理をすること。両足からミートする動きに対してもう少し判定が必要。
- 数多く面が変わる展開に対し、細かく動き面を捉える動きが必要。
- ブロックorチャージのケースで、セカンダリーはしっかりとホールドする必要がある。
今大会に参加しての感想など
今回はポジショニングにおける課題が明確となりました。上級の方のリードのポジショニングは、踏み出す足、移動のスピードの緩急など、一挙手一投足に意味があり、今後に試合で試し、身につけていきたいことが多く見つかりました。特にバックペダルのタイミングや使い方の研究をしていきたいと考えています。
判定も高いレベルになればなるほど、よりRSBQを深く理解できていないと、チープなものがコールされたりすると感じました。ダイナミックなバスケットボールの面白い部分を削らぬよう、ルールに則った冷静で毅然とした判定を今まで以上に心掛けたいと思いました。
最後になりましたが、このような状況下にも関わら多大なご準備とお心遣いをいただいた群馬県バスケットボール協会並びに派遣いただきました大分県バスケットボール協会の皆さまに感謝申し上げ、報告といたします。