審判委員会より当協会の審判員である千原 翔太氏を「ジュニアウィンターカップ2021」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
ジュニアウィンターカップ2021
開催地
東京都調布市 (武蔵野の森 総合スポーツセンター)
開催期日
令和4年1月4日(火)~6日(木)
担当ゲーム(男子1回戦)
岩手ビッグブルズU15(JBA推薦) VS 松山市立勝山中学校(愛媛県代表)
相手審判
CC:大川 U1:千原翔太 U2:上阪
ミーティング内容
- 大会の初戦ということもあり、立ち上がりのかたさがある中、岩手が主導権を握り、勝山がフルコートや個人技で打開を目指すも岩手が振り切る形のゲームとなった。
- きちんとプライマリーを分担し、シングルコールを鳴らしたい。と目標を持ち望んだ。
クルーが共通して、ダブルドリブルやセイムケースに判定をすることができた。目標に関しては、エリアが気になり、自分のプライマリーの判定が安定していなかった。判定をするための分担であるため、その点をさらに改善していきたい。
担当ゲーム(男子2回戦)
東北学院中学校(宮城県代表) VS 本巣ジュニア(岐阜県)
相手審判
CC:大和田 U1:千原翔太 U2:翔太郎
ミーティング内容
お互いが外回りの1対1を主体に攻撃を組み立て、昨日の反省から、よりプライマリーを意識しゲームに入った。
フルコートマンツーに関して、センターのポジショニングが悪く、8秒や抜き側の判定などが難しくなるケースがあった。
ローテーションに関して、行かなくても良いケースがあるのではないかと反省をいただいた。
担当ゲーム(女子3回戦)
大阪薫英女学院中学校(大阪府代表) VS swish(沖縄県代表)
相手審判
CC:山崎 U1:阿賀(岡山) U2:千原翔太
ミーティング内容
大阪薫英がスピードとタイトなデフェンス、swishは高さを活かした展開でゲームが進行していった。
両チームの手の使い方に関して判定をしていったが、体の寄せについても取り上げるべきであった。サイズのある選手を複数の選手で守る時、ポジションアジャストがまだ必要であると感じた。
また試合後の反省では、立ち上がりの時間帯でコールするべきものが取り上げられていないとの反省もいただいた。
今大会に参加しての感想など
各ポジションに関して自分の課題がより明確になった大会でした。
トレイル
位置が低すぎる時があり窮屈そうに見ているケースがあり、ビッグピクチャメンタリティがもっと必要。2nd,3rdの時の精神的な余裕。
センター
プルアップ・ペネトレイトに関するポジションアジャストがまだ、足りていない。フルコートに関してもトレイルと協力し、3対3と時間の管理をしていく。
リード
何が見たくて、ローテーションを起こすのか。意図を明確にし、クローズダウンで一呼吸入れ、ローテーションを開始する。
全国という舞台であるが県内の試合以上に、精神的に余裕がないと初めてのクルーやレベルの高さに対応できないと感じた。今後の研鑽につなげていきたいです。最後になりましたが、今大会の開催に多大なるご尽力をいただいた関係者、大分県バスケットボール協会の皆さまに改めて御礼申し上げます。