審判委員会より当協会の審判員である中屋敷 大氏を「第75回全九州高等学校体育大会バスケットボール競技大会」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
第75回全九州高等学校体育大会バスケットボール競技大会
開催地
宮崎県
開催期日
令和4年 6月18日(土)~19日(日)
担当ゲーム1(1回戦)
小林(宮崎) vs 熊本工業(熊本)
相手審判
CC:西崎(福岡) U1:中屋敷(大分) U2:下田(長崎)
担当ゲーム2(2回戦)
延岡学園(宮崎) vs 未来工科(沖縄)
相手審判
CC:御手洗(大分) U1:中屋敷(大分) U2:江上(熊本)
担当ゲーム3(3回戦)
福岡第一(福岡) vs 延岡学園(宮崎)
相手審判
CC:石嶺(沖縄) U1:徳丸(熊本) U2:中屋敷(大分)
Pre-Game Conference
メカニクスを中心に話をした。その中でアイコンタクトやコミュニケーションをしっかり取り3人で協力することを共通認識した。
接触の事実が起きてすぐにコールをするのではなく、慌てることなく、イリーガルなコンタクトが起きてどうなったのかというところまで見てコールをすること。また留学生のところではゴールテンディングなどのケースの確認をした。
勝ち上がりの試合になるにつれてチームや選手の特徴も掴めるので、そのような特徴もつかみながら試合に臨む準備をした。
Post-Game Conference
試合を通してPOC(どこがファウルなのか)をもっと精査していかないといけなかった。そこがあやふやになるため、選手やベンチに対して、どこがイリーガルなのかというメッセージがぼやけてしまい、ストレスを与える状況を作ってしまった。そのためにはポジションアジャストとして、プレーの予測をして正しい位置で止まって長くプレーを見た上での判定をしていかないとならないと思った。また、判定はもちろんのことだが、もっとゲームの流れを感じ、なぜその選手のインテンシティが高くなっているのかなどのゲームの流れを把握すべきであったが、そこが欠けていた。
3人である強み(クルーワーク)が課題であったと感じた。
今大会に参加しての感想など
久しぶりの九州大会、またA級になって初めてのブロック大会ということで、今回は決断力を発揮できるようにと自分なりに目標を掲げ大会に臨んだ。そこの部分ではうまく表現できたと思う。しかし、判定を急ぎすぎ、アクアションではなく、リアクションで吹く場面があったり、確認不足でコールしたりするなど、正確性に欠けることもあった。自分自身のスキルアップのために、映像を見て振り返り、次の大会につなげていきたいと思う。