審判委員会より当協会の審判員である中屋敷 大氏を「令和4年度国民体育大会九州ブロック大会」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
令和4年度国民体育大会九州ブロック大会
開催地
熊本県
開催期日
令和4年8月27日(土)~8月28日(日)
担当ゲーム1(成年)
熊本県 vs 佐賀県
相手審判
CC:甲木(福岡) U1:松田(沖縄) U2:中屋敷(大分)
Pre-Game Conference
- 今年度重点ポイントの「ポジションアジャスト」「怪我を伴うコンタクトへの対応、ファウルの事実の確認」「EOQ、EOGの重要性」の確認
- ファウルとマージナルの見極め
- メンバーの特徴、メカニクス
Post-Game Conference
- 見えたものをわかりやすく判定に繋げることができた。
- プライマリーの意識。特にセカンダリーとしての準備に課題があった。
- ゲームコントロールに課題。特にプレイヤーコントロール。プレゲームカンファレンスで話し合ったことが、悪い意味での思い込みに繋がり、悪質なものには笛を入れることができたが、やられている場面では笛にできずインテンシティを高くなる要因を作ってしまった。
担当ゲーム2(成年)
鹿児島 vs 福岡
相手審判
CC:松本(佐賀) U1:松永(長崎) U2:中屋敷(大分)
Pre-Game Conference
- 今年度重要ポイントの確認
- 外国籍のマッチアップの確認
Post-Game Conference
- テンポセットはクルー間で共有でき明らかなものを積み重ねることができた。
- プレーの現象や起きた事柄などの情報を掴んでおく(自分の答えを持っておく)
- CCM(クルーチーフメンタリティ)の弱さ。
今大会に参加しての感想など
今大会初めてブロック国体を吹かせていただいた。成年ということでゲームコントロールの重要性を特に感じた。また、プライマリーを意識するがあまり、セカンダリーの準備というよりは相手にただ任せているだけになってしまった。メカニクスの部分でもう一度、エリアとアングルの確認。そこからのCCMを発揮するために自分の答えをもつこと。そのためにはやはりポジションアジャストをしないといけないと強く感じた。またボールがデットの時こそ何を感じ取れるか、クルー間での共有するためのコミュニケーションの取り方など、さまざまな場所にアンテナを張ることがゲームコントロールを考える上では大事だと感じた。