審判派遣報告について

審判委員会より当協会の審判員である日野 祐介氏を「第53回全九州高校バスケットボール春季選手権大会」に派遣を行いましたので、報告致します。

大会名

第53回全九州高校バスケットボール春季選手権大会

開催地

ビーラインスポーツパーク姶良体育館 他

開催期日

令和5年3月18日(土)~3月19日(日)

担当ゲーム

男子1回戦:佐賀東(佐賀) vs 延岡学園(宮崎)

クルー

CC:石嶺 良方(沖縄A級)/U1:千原 翔太(大分B級)/U2:日野 祐介

Pre-Game Conference

  • メカニクスの確認
  • プライマリーの確認
  • ポジションアジャストの重要性
  • コールザオビアス
  • 処置ミスゼロ(クルーワーク、アイコンタクト、ベンチとのコミュニケーション等)
  • ローテーション時は、バックペダルを有効に使う
  • レフリーディフェンス

Post-Game Conference(クルーミーティング)

  • 誰が取り上げるべきファウルだったのか。
  • Wコールになった場合があったが、プライマリーのレフリーがTOにレポートすべきだった。
  • POCをもっと丁寧に。(プッシュorブロック)
  • イリーガルスクリーンはグッドコールだった。
  • 声を使ったデリバリースキルなどを活用し、次のリスタートを早くする(オポジットサイドでテーブルオフィシャルに伝える等)

今大会に参加しての感想など

2回目の九州大会、県外派遣であり、初回より心の余裕をもち参加することが出来ました。その中で、自分自身の課題としてレフリーディフェンス、ポジションアジャストを意識して今大会に臨みました。
今回、男子の1回戦に割り当てをいただきましたが、Timer、Shot Clockの管理などクルーでコミュニケーションをとっていたが、映像で見返してみるとフリースローバイオレーションでゲームクロックが1秒進んでいる場面があり、しっかり確認をしなければいけないと感じました。
正しい判定を行うためにセカンドで鳴らして頂いた現象を、 “なぜ鳴らないのか、なぜファールに見えないのか”を映像で確認し、どうしたら正しい判定に結び付けられるのかを研究し研鑽を積んでいきたいです。
今回の大会を通して各県の上級審判の方々にご指導頂き、そしてレベルの高い試合、レフリングに触れることができたことは、これからの審判活動を行なっていく上で、とても貴重な経験ができました。私自身、この経験を活かし今後の審判活動に全力で取り組んでいく所存です。最後になりましたが、今大会に派遣していただきました大分県バスケットボール協会の皆様、御手洗審判長はじめ審判委員会の皆様、本当にありがとうございました。運営にご尽力いただいた鹿児島県バスケットボール協会の皆様、そして、かかわっていただいた全ての方々に感謝し、報告といたします。 (報告者:日野 祐介)