審判派遣報告について

審判委員会より当協会の審判員である内田 一颯氏を「令和4年度 鳥栖近隣地区高等学校バスケットボール大会(九州ブロックU26審判研修会)」に派遣を行いましたので、報告致します。

大会名

令和4年度 鳥栖近隣地区高等学校バスケットボール大会(九州ブロックU26審判研修会)

開催地

佐賀県立鳥栖工業高等学校・佐賀県立鳥栖高等学校

開催期日

令和5年3月11日(土)~12日(日)

担当ゲーム

①長崎工業高校 vs 鳥栖商業高校/②長崎工業高校 vs 龍谷高校

相手審判

  1. CC:牧野 景介(福岡県B級)/U1:内田 一颯/U2:藤木 千仁(福岡県B級)
  2. CC:牧野 景介(福岡県B級)/U1:内田 一颯/U2:森本 滉生(宮崎県B級)

Pre-Game Conference IR:寺田 祥 氏(長崎県A級・長崎県審判委員長2級IR)

  • プライマリエリア・アングルの確認
  • タイマー、ショットクロックがタイマー1台なので表示物に注意を払う
  • ゲーム中に得た情報を些細な事でもクルーに共有

  • オールコートプレスの際のメカニクス確認
  • 1ゲーム目に出た反省を活かすこと
  • 両チームのスカウティング(トラベリング、ディフェンスの手の使い方)

Post-Game Conference

  • ゲームの最初のコールが3rdプライマリだとクルーへの信頼に欠ける。
  • 3人が3人で吹きつ、吹かれつだったので、コミュニケーションを取るとよかった。
  • ゲームの中で一番大きなインパクトが起こった時に笛にすることができなかった。なぜ鳴らさなかったのかをHCに説明をできるように準備が必要。
  • ダブルチームが多い時のTとCの動きにもう少し工夫が必要。

  • HCがコミュニケーションを取りたいときに取ってくれなかった、コーチにもゲームをスムーズに進行していくためにも協力してもらわないといけない場面があると思うので、しっかりとコミュニケーションを取ること。
  • ショットが入った後にボールを故意に触るケースがあり、TFを吹かないといけないケースを躊躇してしまった。
  • リードでローテーションを躊躇して、メカが崩れたケースがあったのでバックペダルをもっと有効活用しいていきたい。

今大会に参加しての感想など

  • 今回初めて九州ブロックの同世代のレフリーの方々と交流することができ、良い刺激をもらうことができた。
  • 今回は決断力とポジションアジャストをテーマに試合に臨み、決断力が求められるケースで判定できたケース、できなかったケースがあったので映像を見て反省をしようと思う。ポジションアジャストに関しては自身では良いポジションで判定できたつもりだったが、あと1歩2歩動くことでまた違うものが見えるかもしれないと思ったケースもあった。
  • 同じクルーがノイズになっているときに声かけやeye contactをとって緊張をほぐすことができた。
  • リードのローテーション、決断力の弱さなどの課題が見つかったので映像を見て反省し、次のゲームに活かしていきたい。同世代のレフリーの方々のレフリーに対する意識、姿勢を見て自分はまだまだ甘い部分が多々あると感じた。今後に向けて意識を変えて活動していきます。
  • 今回、佐賀県審判委員長の松本 究 氏をはじめとする講師の方々、大会を運営してくださった関係者の方々、派遣をしてくださった御手洗審判長をはじめとする大分県バスケットボール協会審判委員会の皆様に心より感謝を申し上げ、報告といたします。ありがとうございました。