審判委員会より当協会の審判員である千原 翔太氏を「第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会
開催地
- 武蔵の森 スポーツプラザ
- 横浜文化体育館 他
開催期日
平成31年3月26日(日)〜30日(土)
日程
- 3月26日(火)移動日
- 3月27日 午前 宇田川氏より
インテグリティについて講義
漆間氏より
3POについて講義
担当ゲーム(モデルゲーム)
甲府西(山梨県)VS法政二高(神奈川県)
相手審判
CC:中山克則(茨城県)/U1:梅田香(福井県)/U2:千原翔太
ミーティング内容 主任 平出 剛 氏(栃木県)
- ローテーションを行う時にもう一度ボールが、戻って来そうな時は歩くスピードを遅くしたりして見たいプレイに照準が合うような工夫が必要。
- 体が大きいのでプレゼンテーションの工夫が必要。
- フリースローのシューターを捕まえたりする意識は良いので継続すること。
担当ゲーム(女子 予選リーグ)
宮城県 VS 鳥取県
相手審判
CC:古屋 勝司(山梨県)/U1:千原 翔太(大分県)
ミーティング内容 主任 長谷川 裕 氏(神奈川県)
-
2メンであったとしてもプライマリーをどちらが取るのか明確にしなくてはならない。ボールを中心にプレイを追ってしまい後半になればなるほどその傾向が顕著であった。
ケースとしてはリードの時にフロントコートのエリア3で縦に抜けるウィークサイドドライブでプライマリーアングルと思い吹いたがダブルコールになってしまった。トレイルが見ているなら、判定しなくても良い位置である。原因としてパートナーの視野まで把握できていないからと感じた。
担当ゲーム(男子 予選リーグ)
神奈川県 VS 兵庫県
相手審判
CC:石川 貴基(岡山県)/U1:千原 翔太(大分県)
ミーティング内容
- トレイルから終始、積極的なファールがコールされていて良い。前試合の反省を活かし、プライマリーを意識して取り組めた。
- オフェンスが接触を求めてドライブするケースなど、判定は行えていた。
担当ゲーム(男子 決勝トーナメント1回戦)
東京都A VS 三重県 主任 阿部 敬太(岩手県)
相手審判主任
CC:若林 謙作(栃木県)/U1:千原 翔太(大分県)/U2:若林 哲(埼玉県)
ミーティング内容 主任 草野 伸明 氏(東京都)
- アンスポーツマンライクファールのクライテリア5(L2M)に該当するケースが発生したが対応できなかった。
- クルーとして情報の共有が必要であった。ボールを離して吹くなどの方法も考えられる。
- トレイルからセンターの時もプライマリーを意識。ペイント内を注意深く見るようにするケースがあっても良い。
今大会に参加しての感想など
今大会で最後を迎えるJr. all star の大会に関わることができ感謝申し上げます。
毎日、試合を吹きトップレフリーから反省をいただき新たな課題を発見し、翌日にチャレンジして、また反省をいただけるという素晴らしく学びの多い時間が過ごせました。
九州大会の反省からセンターレフリーでのチェックイン・チェックアウトを課題として望みましたがその点はかなり改善し、プレイを長く見ることができるようになり良い判定につなげることができました。
関東に来てから、プライマリーとプレゼンテーションについて改善する点が多いと感じました。プライマリーを立体的に理解すること、タイミングをファールが起きた瞬間でなく全景が完成してから吹く(レイトコール)ということを今後の課題として取り組みたいです。
最後になりましたが、今大会において多大なお心遣いをいただいた東京都バスケットボール協会・神奈川県バスケットボール協会の皆様や今大会の運営に携われた皆様に感謝申し上げます。今回の派遣いただきました大分県バスケットボール協会や審判委員会の皆さまにも感謝申し上げ、報告といたします。(報告者:千原 翔太)