審判委員会より当協会の審判員である佐田 明美氏を「九州中学校 総合体育大会バスケットボール競技」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
九州中学校総合体育大会バスケットボール競技
開催地
鹿児島県薩摩川内市 サンアリーナせんだい
開催期日
令和3年6月5日(木)~6日(金)
担当ゲーム(女子1回戦)
コザ(沖縄県) vs 桜丘(鹿児島県)
相手審判
CC:佐田明美 U1:吉田恭輔氏(福岡県B級) U2:平野泰貴氏(長崎県B級)
Pre-Game Conference
- リードの見方が課題。アクティブリードとして見るものをはっきりさせる。
- ショットクロックの管理。3人が情報を持つ。
- 明らかなトラベリングについては一貫性をもって取り上げる。
- オープニングゲームとしてのテンポセッティング。
- アイコンタクトとデリバリースキル(声を出す)、コーチ,TOとのコミュニケーション
Post-Game Conference
- 初めて組むクルーであったが、アイコンタクト、コミュニケーションをとることができた。
- ゲーム序盤のショットクロックの管理も TOと協力してできた。
- 力の差があるチームであったが、両チームとも一生懸命プレイしてくれたため、レフリーとしても集中力を切らすことなく取り組めた。
- ブロックチャージの場面は映像で要確認。
担当ゲーム(女子2回戦)
コザ(沖縄県) vs 日章学園(宮崎県)
相手審判
CC:佐田明美 U1:末信優華(福岡県B級) U2:吉村愛菜氏(長崎県B級)
Pre-Game Conference
- 初めて吹くクルーなので、ゲーム中にコミュニケーション、アイコンタクトをしっかり取る。
- コーチや選手とのコミュニケーションの取り方。
- Primary の尊重。エリアとアングルを持ったレフリー。デュアルならエリアを尊重。
- テンポセッティングの重要性。イリーガルな手の使い方。
- 飛び込みリバウンドに対する3人の枠割分担。
Post-Game Conference
- ゲーム中、アイコンタクトがしっかり取れて安心して吹くことが出来た。
- イリーガルな手の使い方-。オフェンスの手、ディフェンスの手、両方を一貫して取ることができたか?オフェンスが有利に手を使っている部分にフォーカスできていなかった。
- 結果として両チームに退場者が出たことは、判定でのメッセージが伝わっていなかったのではないか。
- Respest the primary が徹底できていたか。オーバーコールになった場面。
担当ゲーム(女子3位決定戦)
れいめい(鹿児島県) vs 菊陵(福岡県)
相手審判
CC:佐田明美 U1:岡井元毅(佐賀県A級) U2:松永雄平氏(長崎県A級)
Pre-Game Conference
- 勝ったチームが全中出場となるので、まったく気の抜けない4Qになる。
- 1ゲームを通して、一貫性のある判定を。(トラベリング、シリンダー)
- TOとのコミュニケーション。
- ローテーションのタイミング。
- トランジションが早いチームのセンターレフリーの協力。
Post-Game Conference
- テンポセッティングとしてイリーガルな手の使い方は整理できた。
- オールコートの対応として、トレイルの責任とセンターの協力でDFファウルを宣した方が良かった場面があった。
- レアケースではあるがウィークサイドでセンターライン付近でのDFダブルチームの場面。ボールもトレイルレフリーもセンターラインを越えていないがリードはローテーションすべきか?
→オリジナルのトレイル、センターとも8秒バイオレーションを残したまま、リードはローテーションした方が良かったのではないか。
今大会に参加しての感想など
九州高校が中止となり、今年度初めてのブロック大会となった。開催地である鹿児島県中体連をはじめ、審判委員会の方々の徹底した感染症対策に心よりの敬意を払います。このような状況下で大会を開催してくださった鹿児島県の関係者の皆様、派遣してくださった大分県協会、審判委員会の方々 に感謝し、報告といたします。