審判委員会より当協会の審判員である千原 翔太氏を「第43回 全九州中学生バスケットボール春季選手権大会」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
第43回 全九州中学生バスケットボール春季選手権大会
開催地
福岡県福岡市/福岡市総合体育館
開催期日
令和5年2月24日(金)~26日(日)
担当ゲーム(男子2回戦)
ライジング福岡ゼファーU15(福岡県2位) vs 琉球ゴールデンキングスU15(沖縄県1位)
相手審判
CC:砂川卓嗣(沖縄県)/U1:崎山尚志(福岡県)/U2:千原翔太
Pre-Game Conference
- 笛を鳴らすまでの状況を理解しておく。(個人ファール・選手が5人しかいないチーム・ゲームへの影響)など
- でも、鳴らす時は簡単に吹けるように準備しておく
- 高校生のゲームの映像から、発生しそうな事象に関しての情報共有
Post-Game Conference
最後まで、プレイを見ようとすることができた。笛を吹いてゲームを収めるのではなく、ギリギリまでプレイヤーがプレイする状況を作り出せたのが良かった。全体的に進行が早くスムーズであった。
担当ゲーム(女子決勝戦)
三股中(宮崎県1位) vs PANTHERS Jr.(大分県1位)
相手審判
CC:砂川卓嗣(沖縄県)/U1:末信優華(福岡県)/U2:千原翔太
Pre-Game Conference
- 選手の持っている力を引き出した形のゲームにしたいので、1つ1つの判定をじっくりと最後まで見る
- リバウンドは取る前、取る時、取った後にファールが起きるので1つ1つ確認していく
- 判定のプライマリーとアングルに関して
Post-Game Conference
- 立ち上がりの速攻での接触の判定に関してのポジショニングを落とす
- 全体的には良い判定が多かった
- トラベリングに関しては、基準をどこにするのか明確に
今大会に参加しての感想など
- 今大会は、ナチュラルインターバルが多く、今までとは異なる感覚でレフリングをしたように感じています。ファールを吹いて、基準を作るのではなく、選手のプレイを見極め、決着まで待つ心構えがあると違った基準でゲームが進行して行くことを体感しました。
- またプレゲームカンファレンスにも明確な意図があり、技術の理解やテンポセッティングの打ち合わせ、どの資料や映像を使うといった細やかな準備が良い笛につながると再認識しました。今後、最も県内に還元したいと感じた部分です。