審判派遣報告について

審判委員会より当協会の審判員である佐田 明美氏を「九州女性審判研修会及び分科会」に派遣を行いましたので、報告致します。

審判研修会

日時

令和5年3月11日(土)、3月12日(日)

場所

鳥栖市民体育館、佐賀県立鳥栖工業高校、佐賀県立鳥栖高校

内容

令和5年度鳥栖近隣地区高等学校バスケットボール大会 での審判実技研修

  • 3月11日(土):男子ゲーム(3PO )、女子ゲーム(2PO)
  • 3月12日(日):男女とも3PO

講師

松本究氏(日本公認S級審判員、1級インストラクター、佐賀県審判長)
隈元ゆみこ(日本公認S級審判員、2級インストラクター)

参加者

九州各県U26男性審判員(B,C級)、九州各県女性審判員(SC級)

女性分科会

日時

令和5年3月11日(土)17時30分~18時30分

場所

鳥栖市民体育館会議室

内容

JBA女性分科会の活動紹介、班ごとのディスカッション

講師

隈元ゆみこ(日本公認S級審判員、2級インストラクター)

参加者

九州各県女性審判員(23名)

 会に参加しての感想

土曜日のみの参加、男女チームが混ざっての会場であったため、男子ゲームを2試合、U26の男性と吹かせていただいた。PCGに従って一貫して判定していくこと、どの場面でセカンダリとしての笛を鳴らしていくこと、コーチとのコミュニケーションの取り方の難しさを感じた2試合だった。他県のU26審判員のモチベーションは高く、特にプレゼンテーションに関しては高い意識を持っており、こちらも勉強させてもらう場面が多々あった。
女性研修会のメイン会場については、全ての試合にインストラクターがついていたわけではないが、参加者は他のゲームを見て参考にしたり、自分の審判についてもらったアドバイスを熱心にメモをとるような姿があったと聞いた。
分科会に参加して感じたことは、今回、各県から参加していた女性の年齢層が以前に比べてかない若くなったことだ。特に、福岡県、宮崎県から20代参加者が多く、沖縄県からの参加者も4名いた。各班のディスカッションについては、テーマはさまざまで共有されることはなかったが、女性のライフステージや会場での更衣のことなど、女性がもっている視点で話が進むこともあった。
今回、大分県からは私の他に台良さんが聴講生として参加してくださったが、今後については、まずは他県にも仲間がたくさんいることを知ってもらい、県内での活動者を増やしていくことが重要だと感じた研修であった。