審判委員会より当協会の審判員である小田原 康弘氏を「令和5年度 九州中学校総合体育大会バスケットボール競技」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
令和5年度 九州中学校総合体育大会バスケットボール競技
開催地
熊本県熊本市・益城町
開催期日
令和5年8月8日(火)~10日(木)
担当ゲーム 1
女子1回戦:れいめい(鹿児島1)vs日章学園(宮崎2)
クルー
CC:御手洗 亮(大分)/U1:小田原 康弘/U2:平本 康弘(熊本)
Pre-Game Conference
- ベーシックなメカ、シンプルなプレイコーリング、処置ミスゼロ
- オブビアスなイリーガルコンタクトへの判定
- ゲームフロー、ファウルフロー
- マージナルコンタクトの見極め
- クルーワーク、ゲームコントロール
Post-Game Conference(クルーミーティング)
- 2or3が割れたEOQのデリバリー
- ローテーションのタイミング
- ポジションアジャスト
- プライマリーの理解
担当ゲーム 2
女子準決勝:本渡(熊本1)vs折尾(福岡1)
クルー
CC:東郷 朋廣(宮崎)/U1:小田原 康弘/U2:石嶺 荘一郎(沖縄)
Pre-Game Conference
- ベーシックなメカ、シンプルなプレイコーリング、処置ミスゼロ
- オブビアスなイリーガルコンタクトへの判定
- マージナルコンタクトの見極め
- ローテーションのタイミング
- インサイドの守り方
- クルーワーク
Post-Game Conference(クルーミーティング)
- テンポセット
- オールコートプレスのローテーション
- プロテクトシューター
- ポジションアジャスト
- プライマリー、アングルを捉える
今大会に参加しての感想など
U15九州大会というレベルの高いゲームであり、本当に影響があるのかを見極めることが難しい内容であった。より確かな判定につなげるためにも、3つ指摘されました。まず1つ目にプライマリーの理解。被るところもあるが、どちらがテイクするかなど正しい理解が必要である。2つ目として、トレール、リードの位置。トレールは、45度からベーシックに捉えることが基本。いつの間にか高くなり、動きすぎてアングルを捉えることができないことがあった。ベーシックなメカを心がける必要がある。また、リードにおいては、リバウンドなどに対し1歩下がって見てしまう癖があり、左右に動くことでアングルを捉え見ることができると指摘を頂いた。最後にPOC。中学生だから、素直に判定に従ったが、高校生などカテゴリーが上がるにおいて、より説得力を持たせるためにもPOCとNatureを把握し、判断できる力が必要である。
今大会は,台風の影響もあり変則的な日程であったが、熊本県協会の方を中心に選手のためにも大会を成功させようと強い意志を感じられた。どの試合も選手、TO、審判、観客が一生懸命に取り組む素晴らしいものであった。今回、派遣してくださった大分県バスケットボール協会の皆様、審判委員会の方々へ深く感謝し、報告とさせていただきます。