審判委員会より当協会の審判員である樋口 俊司氏を「第5回全日本社会人バスケットボール選手権大会 九州ブロック予選鹿児島 大会」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
第5回全日本社会人バスケットボール選手権大会 九州ブロック予選鹿児島 大会
開催地
鹿児島県薩摩川内市
開催期日
令和5年1月7日(土)~8日(日)
担当ゲーム1(女子1回戦)
ストレッチ(長崎県) vs LOVE PHOENIX(佐賀県)
相手審判
CC:樋口俊司(大分県) U1:堀田兼文(福岡県) U2:初瀬真由子(鹿児島県)
Pre-Game Conference
- Midlane役割分担
- Edge役割分担
- EarlyRotation
- EOQ,EOG
- Others(3vs2,DeadBall Officiating)
Post-Game Conference
- 大きなトラブルがなく終了できてよかった。
- ローテンションが重たくなるシーンがあった。女子のゲームということもあり、細やかにLがスイッチサイドを行うべき時間帯はあった。
- プライマリのレフリーがコールすべきコンタクトがあった。Cがコールすることで、強いクルーを表現できたと思う。
担当ゲーム2(男子2回戦)
長崎教員(長崎県) vs LOVE PHOENIX(佐賀県)
相手審判
CC:樋口俊司(大分県) U1:野田宏樹(熊本県) U2:豊倉和樹(鹿児島県)
Pre-Game Conference
- Midlane役割分担
- Edge役割分担
- UFのクライテリア確認
- EOQ,EOG
- Others(3vs2,DeadBall Officiating)
Post-Game Conference
- 両チームともに2試合目ということもあり、体力的に厳しいので、ラフにならないように、ゲーム運営を心がけた。個人的にU1が積極的にプレイヤーとコミュニケーションを図ってくれたこともあり、スムーズな運営ができたと思う。
- スローイン後タイマーが止まったままになっていた。Tが気づきゲームを止めてマジックタイムから正しい時間に訂正後、バックコートから再開するも残り1sでフロントコートに運ばなければいけない状況を作ってしまった。もっと早くに訂正すべきであったし、今回訂正するタイミングとしては、フロントコートに入ってから訂正すべきであった。
- 社会人の大会では人数がそろっている方が、体力的に優位にゲームをすすめられるため、スカウティングの段階でどれくらい人数がそろっているかは必ず確認し、言葉にして共有しておいた方が、実際にゲームに入ったあとも多くの準備をして臨むことができると感じた。
担当ゲーム3(女子準決勝)
ひらまつ病院(佐賀県) vs すこやか薬局(沖縄県)
相手審判
CC:古後宏和(福岡県) U1:樋口俊司(大分県) U2:東郷朋廣(宮崎県)
Pre-Game Conference
- Edge役割分担 特に0°からの3PPlayに関するペイントエリアの確認
- KeyPlayerの確認
- 表示物の責任
- UF 特に肘に関するコンタクト ※C2関係を映像で確認
Post-Game Conference
- 1QのEOQ終了と同時におきたファウルについての処置については、次年度からのルール適用でもあったため時間を残さずフリースローを打たせた。トップリーグではすでに適用していることからも次年度のことも考え新ルールの処置をすべきであった。
- ルーズボール時のコンタクトについて、T,Lから遠く判定しづらいケースがあり、Cが絡んでいく必要があった。
- ファウルフローについては、配慮していく必要があった。
- 15点以上あったゲームが4Qで追いつくというスリリングなゲームで、クルーとして1G通じ大きなトラブルなく終了できてよかった。ただ、もっとベンチやプレイヤーが如何なく力を発揮できるゲームを作っていけるように、ゲーム前の準備からしっかりやっていきたいと思う。
今大会に参加しての感想など
- 新型コロナウィルス感染者が増加している大会の中でしたが、棄権したチームや審判員のキャンセルも以前より少なくなり、今後もよほどのことがない限り大会は開催していく方向だと改めて感じました。その中で、開催県の皆様におかれましては、当日まで審判割当の変更があったり、運営スタッフはすべて社会人連盟で運営いただいたり、ゲーム前にT.Oとの打ち合わせ時間を作ってくれたりするなど、大会成功に向け頑張っている姿に感動し、このような大会に参加できたことを本当にうれしく思いました。鹿児島県の皆様には大変お世話になりました。心からお礼申し上げます。
- ゲーム終了後、開催県で映像をとっていただくのが通例になっていますが、大分でブロック大会が行われる際にはどこまでできるか不安で、県内の皆さんに協力を依頼することが増えると感じました。
- 今回の派遣にあたり、大分県バスケットボール協会の関係者の皆様を始め、職場、家族の理解をいただきました。心からお礼申し上げます。今後も研鑽を図っていきたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。