審判委員会より当協会の審判員である浦塚 雅人氏を「第43回 U12全九州バスケットボール大会」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
第43回 U12全九州バスケットボール大会
開催地
長崎県長崎市・大村市
開催期日
令和5年2月25日(土)~26日(日)
担当ゲーム(女子1回戦)
大淀(宮崎県1位) vs 隈之城(鹿児島県2位)
相手審判
CC:山下 実咲(長崎県B級)/U1:浦塚 雅人(大分県B級)
Pre-Game Conference
- TOの管理
- プライマリー
- レフェリーディフェンス
- パンフレットを用いてキープレイヤー(身長)の把握
- パンフレットでは限りがあるためOn the courtで確認をして情報共有をしようとゲームに臨んだ。
Post-Game Conference
お互い同じエリアを見ている時間があったのでアイコンタクトを取るべきであった。
UFのケースでクライテリアのどれに該当しているのか、何番が起こしたファールだったのかしっかりクルーでコミュニケーションをとる必要があった。
担当ゲーム(女子準々決勝)
大淀(宮崎県1位) vs AC玉名(熊本県1位)
相手審判
CC:山下 義男(福岡県B級)/U1:浦塚 雅人(大分県B級)
Pre-Game Conference
- TOの管理
- POCの確認
- プライマリーの確認
- キープレイヤーの確認
- お互いそれぞれのチームを一回戦で吹いているのでチームの情報共有
Post-Game Conference
- Lが鳴らすべきところをTが鳴らしていた
- アングルの捉え方に工夫が必要
- タイムアウトが取れない場面で無理に請求をOKにしてしまった
- ゲームの組み立て方
担当ゲーム(女子決勝)
壱岐LS(福岡県1位) vs ゆたか(沖縄県1位)
相手審判
CC:井上 華澄(宮崎県B級)/U1:浦塚 雅人(大分県B級)
Pre-Game Conference
- 処置ミス0
- レフェリーディフェンス
- ポジションアジャスト
- TOの管理(タイマー、ショットクロック)
- チーム情報共有(準決勝で確認)
Post-Game Conference(IR:寺田祥 氏(長崎県)
- 落ち着いたレフェリーができていた
- トラベリングは明らかなものを鳴らすべき小さいものを取り上げてしまうと後で苦しむことになる
- ショットクロックの管理
- ベンチとのコミュニケーションの取り方
今大会に参加しての感想など
- 2回目の九州大会、県外派遣ということである程度、心の余裕をもち参加することが出来ました。その中で、自分自身の課題としてCross Step、AOS、Referee Defenseを意識して今大会に臨みました。
- 今回、2日目の女子決勝の割り当てをいただきましたが、今大会を通してTimer、Shot Clockの管理が丁寧に行えることができなかった。2POということでBoxing InやAlways Movingといった正しい判定を行うための動きやGame Controlをしながらレフェリーをしていかないといけないと改めて実感しました。
- 県外のレフェリーの方々と話す機会は滅多にないのでそれぞれのレフェリーの考え方や捉え方を共有できたのは良い勉強になりました。
- 今回の派遣にあたり、大分県バスケットボール協会の関係者の方々をはじめ、職場、家族の理解を頂きました。また、大会運営をしてくださった長崎県バスケットボール協会の皆様に心からお礼申し上げます。今回の派遣で得たものを還元していき、自分の課題をもとに研鑽を積んでいきたいと思います。今後ともご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。