審判委員会より当協会の審判員である千原 翔太氏を「第53回全九州高校バスケットボール春季選手権大会」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
第53回全九州高校バスケットボール春季選手権大会
開催地
ビーラインスポーツパーク姶良体育館 他
開催期日
令和5年3月17日(金)~3月19日(日)
担当ゲーム 1
男子1回戦:佐賀東(佐賀2位) vs 延岡学園(宮崎1位)
クルー
CC:石嶺 良方(沖縄A級)/U1:千原 翔太/U2:日野 祐介(大分)
Pre-Game Conference
- プロテクトシューターについて
- エリアの分担について
- アンスポについて
- ビッグマンの対応について
Post-Game Conference(クルーミーティング)
- プロテクトシューターについては、プッシングコールを行うべきである
- メカニクスの乱れが、難しい状況を作り出してしまった
- センターのポジショニングがプレイヤーから遠くなってしまい、役割が果たせないケースがあった
担当ゲーム 2
男子:九州学院(熊本1位) vs 延岡学園(宮崎1位)
クルー
CC:前田 隼大(鹿児島)/U1:西崎 (福岡)/U2:千原 翔太
Pre-Game Conference
- 前のゲームの様子から、チームスカウティング
- エリア分担についての確認、処理
- ビッグマンへの対応 ・今大会での取り組みについてなど(コールジオブビアス・処置ミス0など)
Post-Game Conference(クルーミーティング)
- どのような状況でもコールジオブビアスが大切である。
- ショットクロックに関するプライマリーとセカンダリーの意識が不足した。
- コーチとのコミュニケーションをクルーとして対応できると良かった
今大会に参加しての感想など
今大会の参加で、どのようなカテゴリーの試合であっても「コールジオブビアス」、明らかなものを判定していくという姿勢が大切であることを痛感しました。微妙なアングルやコンタクトでの、苦しい判定は、コーチからの質問やコミュニケーションをとる状況に繋がり、スムーズな進行にも影響を及ぼすことがありました。
正しい位置から適切な判定に関しては、コーチも審判を信頼し、ゲームを任せて貰えていると実感しました。当たり前のことをより徹底し、判定ができているという審判としての部分だけでなく、それを共有し分かりやすく伝えることを、バスケットボールに携わる一員として、今後の課題としたいと考えるきっかけとなりました。
今回の派遣に際し、ご尽力いただいた方々に感謝申し上げるとともに、県内に還元していくことを誓い、派遣報告といたします。