審判委員会より当協会の審判員である樋口 俊司氏を「全九州高校バスケットボール競技大会」に派遣を行いましたので、報告致します。
大会名
全九州高校バスケットボール競技大会
開催地
宮崎県宮崎市、都城市
開催期日
令和4年 6月18日(土)~19日(日)
担当ゲーム(1回戦)
福大若葉(福岡県) vs 佐賀清和(佐賀県)
相手審判
CC:樋口俊司(大分県) U1:川島司(宮崎県) U2:甲斐早央里(宮崎県)
Pre-Game Conference
- プライマリエリア・アングルの確認
- 両チームのKey-Player及び戦術の確認
- オールコート、トラップディフェンス時のローテーションの確認
佐賀のチャンピオンチームと福岡県2位の対決。下馬評はあるが、日本代表選手もいるゲームでもあり、大きなトラブルやケガ人を出すことなく次のステージに送り出すことを最大のミッションとしてゲームに臨むこと。またT.Oは高校生が行うので、最後はレフリーが責任をもつという意識をもち「知らない」ということがないようにすることを確認した。
Post-Game Conference
- 初めて組むクルーではあったが、ローテーションなどをベーシックにボールサイド2を意識してできたのは、非常に良かった
- 今回のクルーには宮崎県のレフリーが入ってくれたおかげで、T.Oへの気配りや連携について、私が気づかないところまで気にかけてくれ、本当に助かったしありがたかった。
- プライマリエリアのレフリーがコールする場面がもっとあって良かったのではないかという反省をいただいた。タイムリーに笛にするシーンが多く感じたので、セカンダリーの意識をもった笛も大切であるという反省も頂いた。
- はじめて九州大会を経験するレフリーがいる中で、先輩レフリーとしての気配りはもっと工夫がいると感じた。
今大会に参加しての感想など
- ウィズコロナに世間がシフトチェンジする中での初めてのブロック大会で、開催県である宮崎県は準備から多くの時間と人数をかけて準備をしてきたことを感じました。その中で数年前からゲーム映像を取るという対応をブロック大会の開催県では行ってくれており、今回も審判終了後に映像対応をしていただき、今後大分で開催される際も同様の対応が取れるか、機材調達や開催時の人員配置を検討する時期にきているのではないかと感じました。
- T.Oについては、久々の九州大会であることは審判員でなく対応する高校生も同様であり、毎試合ごとに何かしらのトラブルがありました。どうしても試合中は彼らに任せないといけない部分が多々あり、彼らの緊張をほぐしたり、補佐するT.O主任の先生との連携も大切なことであった改めて感じました。
- 今回の派遣にあたり、大分県バスケットボール協会の関係者の皆様を始め、職場、家族の理解をいただきました。心からお礼申し上げます。今後も研鑽を図っていきたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。